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Hozumi Haruka 先生
気づきから願うこと
09/06/2016
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皆さんのしたいことが周りへ広がって追い風を受け先へ先へと進む姿も、いつも想像します。

気づいていく。この連続が日々を染み込むようにゆっくりと変えていきます。主体的に受け取れる人は絶えず変わっていけると思うので、何に出会ったって大丈夫です。

皆さんの気づきを助けるのに、優しさや見習いたくなる姿勢、理不尽さや反面教師、色々な示し方があるでしょうけれど、目下私は質問魔でいるつもりです。くだらないのから壮大なのまで、真剣に答えたくなるような質問を狙います。

実際ベトナムの生活にもう慣れたかとの質問にははいで答えるものの、一歩家を出ればいまだ不思議は尽きず、大気・音・匂い・動植物・文化そのほか様々興味深いものだらけです。何か憶えるたびに、絵なら誰のに似てるかとか、歌ならどう歌うかとか、もっとざっくりいうと、あの人ならどんな反応をするかとか、自分ならどうするかとか思い出しはじめるので、歩くのは忙しいです。

話を聞くのもすてきです。上に述べたこと以上に気づきが自分次第で、生きた物を相手取る面白みがあります。人がいないとそれが本だったりラジオだったりになります。皆さんには一緒に働く仲間がいて羨ましいです。

こうしてとことん色々な視点からみたり聞いたりすると結構楽しいものです。

それから、気づいたことを伝える。何かを伝えるには、その何倍もの気づきを得る必要があります。

日本で働くなかで技術を学んだり、徳を積んだり。どんな人にもある自分の過去は、記念として閉じて乾かすより、表現し誰かと共有して経験にしたほうが豊かです。私は、そんなお互いを豊かにするやさしい成長のしかたが好きです。

誰かのために表現する、伝える場合も、好きから始める、好きでいる。そういうのがいいように思います。出来ることだけから探すより、しなければならないことをするより、好きなことをすれば自身が納得できます。そしてしたいことがあってここへ来たのだから、好きなことが何かはきっとわかるはずです。

皆さんが日本で変わっていく姿を、ときどき想像します。

私はベトナムが好きだから、ここにいます。帰ってきた皆さんにただまた会いたいです。

皆さんのしたいことが周りへ広がって追い風を受け先へ先へと進む姿も、いつも想像します。

能動的な発信源となった皆さんや隣の仲間こそが、ベトナムをつくっていく人だと信じて待ちます。

ベトナムはどんな国ですか。

KAIZEN吉田スクール 2016年06月09日
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