21/09/2011
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KAIZEN便り 27
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日本情報
9月2日から現在までの主なニュース
9/13 11:34 100歳以上、最多4万7756人 女性87.1%
全国の100歳以上の高齢者が9月15日時点で4万7756人となり、41年連続で過去最多を更新する見通しとなった。全体の87.1%を女性が占める。厚生労働省が13日発表した。
朝日新聞より
9/12 08:21 血液がんの原因遺伝子発見=骨髄異形成症候群、薬開発に期待―東大など
血液をつくり出す細胞に異常が起きる難治性血液がんの一種「骨髄異形成症候群」の原因となる遺伝子を、東京大医学部付属病院の小川誠司特任准教授らの国際共同研究チームが発見した。現在は根本的な治療法は骨髄移植のみだが、遺伝子の発見が治療薬開発につながる可能性があるという。
時事通信より
9/10 14:42 衛星の破片、落ちるかも 人に当たる確率3200分の1
1991年に打ち上げられた大気観測衛星「UARS」(約6トン)は2005年に運用を終え、現在は高度約250キロ付近を漂っている。高度は徐々に下がっており、9月下旬から10月上旬にかけて、大気圏に突入する見通しだ。 軌道の角度からみて、破片が落ちるのは赤道を挟んだ北緯57度~南緯57度の間で、日本を含む世界の広い範囲が対象地域になる。 試算では大部分は燃え尽きるが、26個の金属破片(計532キロ)が800キロ四方の範囲に落ちる。この一つが、世界のだれかに当たる確率は3200分の1で、「自分に当たる確率」にすると、21兆分の1になるという。記者会見したNASAの研究者は「破片が有害である可能性はほとんどないが、絶対にさわらないで」と呼びかけた。
朝日新聞より
9/9 08:39 パナソニック、ベトナムに新工場-スマホ向け多層基板を増産
パナソニックは8日、スマートフォン(多機能携帯電話)向けに需要が伸びている多層基板「ALIVH」を増産するため、2012年8月にベトナムに新工場を建設すると発表した。投資額は170億円。ALIVHは国内向けの携帯電話機から採用が進み、最近ではスマートフォンを中心に海外向け機種でも採用が拡大する。ベトナムでは電子部品子会社のパナソニックエレクトロニックデバイスの現地生産会社(ハノイ市)内に新工場棟を建設する。
同社は台湾でも新工場を新設するなどして11年内に生産能力を同150万台から4倍増の同600万台へ拡大する。
日刊工業新聞より
9/4 22:27 死者27人・行方不明54人に…台風12号
大型の台風12号による大雨は4日も近畿、中国地方など広い範囲で続き、奈良県上北山(かみきたやま)村で8月30日の降り始めからの雨量が1800ミリを超えるなど、紀伊半島を中心に記録的な豪雨となった。
和歌山、奈良両県では土砂崩れや河川の氾濫で民家が流されるなどの被害が多発し、読売新聞のまとめでは、5日午前0時現在、9県で死者27人、行方不明者54人に上っている。台風の被害では死者・行方不明者98人を出した2004年の台風23号以来、最悪となっており、被害の全容はまだ把握できていない。政府は4日、非常災害対策本部を内閣府に設置した。
Theo nguồn tin báo Yomiuri shinbun
9/4 07:08 東京ディズニーシーが開業10年=記念イベント始まる
東京ディズニーシー(TDS、千葉県浦安市)が4日、開業10周年を迎えた。魔法をテーマにしたショー「Be Magical! 」など記念イベントもスタート。ミッキーマウスら人気キャラクターが華麗なダンスを披露した。
施設を運営するオリエンタルランドの加賀見俊夫会長は同日午前のセレモニーであいさつし、「東日本大震災を乗り越えて日本が明るくなるため、一人でも多くの笑顔を作りたい」と語った。
時事通信より
9/2 17:06 「福島再生なくして日本再生なし」首相記者会見
野田首相は2日夕、首相官邸で記者会見し、「震災からの復旧復興が、菅内閣に引き続き最優先の課題だ」と述べた。
また、何よりも最優先で取り組むべき課題については、原発事故の一日も早い収束を挙げ、「東日本の大規模な除染を省庁の壁を乗り越えて実施する」と表明。原発周辺地域の除染のため、予備費を活用する方針を明らかにし、「福島の再生なくして、日本の再生はない」と述べた。
経済対策については、「産業空洞化の回避、エネルギー制約の中での経済の立て直し、震災の前からの財政の危機にしっかり対応することで、国家自体の信用危機に陥るということのないように、すべての危機への対応策を講じる」と述べた。
さらに、野田首相は「円高対策は待ったなしだ」と述べた上で、具体的に、円高デフレの中で、中小企業の資金繰り対策や円高メリットを活用した経済対策を挙げた。
読売新聞 より

中堅物流、ベトナムに照準 都市部の拠点や定期便

中堅物流各社がベトナムで物流網を拡大している。日本ロジテムは主要3都市に拠点を新設、三菱倉庫が家電、日新が自動車の国内輸送に力を入れる。ベトナム政府が日本企業向けの経済特区を設ける方針を示すなど、今後は中小の進出も加速する見通し。物流大手による勢力図も固まっていないことから、中堅各社は事業拡大の機会が大きいと判断している。

ベトナムでの物流網拡充に向けた各社の動き

日本 ロジテム
10月1日にハノイ、ホーチミン、ダナンの3都市に大型倉庫を開設する。
ホーチミン市に開く約20,000㎡の倉庫では北部の工場から輸送された自動車や二輪車を保管し、国内市場に供給する。
ハノイにも約2万㎡の倉庫を設け、主に家電製品を供給する物流拠点とする。12月には空調メーカー向けに10,000㎡増床する。
総投資額は4億円。年末には約150,000㎡の倉庫が稼動することになる。年間約40億円の売上高を3年後70億円に引き上げると考えだ。
三菱倉庫
現地物流大手と7月に物流合併会社を設立し、家電工場からの消費地への製品輸送を始めた。将来は国内物流だけでなく電子部品やコーヒーなどの輸出入も手掛ける。
日新
ベトナム国鉄と組みハノイ・ホーチミン間で日本企業向け自動車・家電輸送の専用貨物列車ルートを始めた。工場が集積する北部ハノイから消費地である南部ホーチミンに向け週2便運行する。帰路は南部から北部市場に家電製品を運ぶ。従来はトラック輸送だったが、定時の到着が難しく、製品を傷めるトラブルもあった。
郵船 ロジスティクス
ハノイ・ホーチミン間のトラックの定期便運行の検討を始めた。バンコク-ハノイ、香港-ハノイの既存ルートとつなげば、中国、タイからホーチミンまで陸送網が整う。
日本通運
24時間警備や危険品保管・冷蔵・空調機能を備えた多機能倉庫をホーチミン郊外に新設

ベトナム2010年の1人当たり名目国内総生産(GDP)は1174ドルと01年のほぼ3倍。労働者の人件費は中国・上海の3割程度と割安。東南アジア諸国連合地域内では貿易自由化が進み、15年には加盟国間では関税が原則撤廃される。中国に隣接する地理的な優位性もあり、工場進出は増え続けている。日本企業にとってベトナムの戦略的重要性が高まれば、顧客企業は物流会社に対し日本国内並みのジャスト・イン・タイム輸送を求めてくる公算が大きい。輸送網のきめ細かさや定時運行などサービスの質を競う構図が強まりそうだ。

日本経済新聞2011年9月7日により

社会人基礎力の12の能力要素について

技能実習生の皆さんへ

皆さんはベトナムへ帰国後どんな仕事をしたいですか。どんな会社で働きたいですか。日本で技能実習をした皆さんは、帰国後は日系企業で働きたいでしょうか。社員を採用するにあたり、日本の企業は応募者のどんなところを見ているか知っていますか。今回のKAIZEN便りでは、日本の会社が社員採用時や社員教育時に重点をおいている社会人基礎力について紹介したいと思います。

 

 

 

「社会人基礎力」とは、「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」の3つの能力(12の能力要素)から構成されており、「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」として、経済産業省が2006年から提唱しました。企業や若者を取り巻く環境変化により、「基礎学力」「専門知識」に加え、それらをうまく活用していくための「社会人基礎力」を意識的に育成していくことが重要となってきています。12の能力要素を参考にして、将来の仕事がよりいい展開になるように日々自身を磨いて、自分のレベルを高めていきましょう。

 

社会人基礎力の12の能力要素

分類 能力要素 内容

前に踏み出す力
(アクション)

主体性 物事に進んで取り組む力
例)指示を持つのではなく、自らやるべきことを見つけて積極的に取り組む。
働きかけ力 他人に働きかけ巻き込む力
例)「やろうじゃないか」と呼びかけ、目標に向かって周囲の人々を動かしていく。
実行力 目標を設定し確実に行動する力
例)いわれたことをやるだけではなく自ら目標を設定し、失敗を恐れず行動に移し、粘り強く取り組む。

考え抜く力
(シンキング)

課題発見力 現状を分析し目的や課題を明らかにする力
例)目標に向かって、自ら「ここに問題があり、解決が必要だ」と提案する。
計画力 課題の解決に向けたプロセスを明らかにし準備する力
例)課題の解決に向けた複数のプロセスを明確にし、「その中で最善のものは何か」を検討し、それにむけた準備をする。
創造力 新しい価値を生み出す力
例)既存の発想にとらわれず、課題に対して新しい解決方法を考える。

チームで働く力
(チームワーク)

発信力 自分の意見を分かりやすく伝える力
例)自分の意見を分かりやすく整理した上で、相手に理解してもらうように的確に伝える。
傾聴力 相手の意見を丁寧に聴く力
例)相手の話しやすい環境をつくり、適切なタイミングで質問するなど相手の意見を引き出す。
柔軟性 意見の違いや立場の違いを理解する力
例)自分のルールややり方に固執するのではなく、相手の意見や立場を尊重し理解する。
状況把握力 自分と周囲の人々や物事との関係性を理解する力
例)チームで仕事をするとき、自分がどのように役割を果たすべきかを理解する。
規律性 社会のルールや人との約束を守る力
例)状況に応じて、社会のルールに則って自らの発言や行動を適切に律する。
ストレス
コントロール力
ストレスの発生源に対応する力
例)ストレスを感じることがあっても、成長の機会だとボジティブに捉えて肩の力を抜いて対応する。

出典:経済産業省ホームページ
http://www.meti.go.jp/policy/kisoryoku/index.htm

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