15/09/2011
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KAIZEN便り 26
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日本情報
8月25日から現在までの主なニュース
30/8 11:34 電力制限、前倒し解除を発表 経産省
経済産業省は30日、東京電力・東北電力管内の大口事業所向けに発動している「電力使用制限令」について、東日本大震災などの被災地では予定を前倒しして9月2日までで解除すると、正式に発表した。
 両電力管内とも、東日本大震災の被災地(茨城、栃木、千葉の一部地域を含む)と、7月の新潟・福島豪雨の被災地では9月2日を最後に制限を解除。それ以外の地域では、そろって9日を最後に解除する。暑さが和らいで電力需要が抑えられており、早期の解除で被災地の復興を支える狙いだ。
朝日新聞より
30/8 08:21 マツダ、ベトナムで小型車「デミオ」を生産へ
マツダは30日、2011年10月上旬からベトナムで「マツダ2(日本名デミオ)」を生産すると発表した。当初の生産規模は年2000台。日本から主要部品を輸出し、現地で組み立てる。
現地資本100%の販売会社「ヴィナマツダ」が、同国中部の組立工場で生産する。同工場の生産能力は年1万台規模とし、今後「デミオ」以外の組み立ても計画する。
マツダはベトナム市場について「30代以下の若年層を中心とした約9000万人の人口を持つ有望な新興市場の1つ」とし、今後積極的なビジネス展開を計画している。現在8店舗の販売店を今年中に11店舗まで増やす。今年度のベトナムにおける販売台数目標は日本からの輸入車も含めて1200台で、「近い将来に1万台まで高めたい」(同社広報担当者)としている。
ロイター通信より
29/8 14:42 民主新代表に野田氏-30日にも首相指名
菅直人首相の後継を決める民主党代表選は29日午後、都内のホテルで党所属国会議員による投開票が行われ、決選投票の結果、野田佳彦財務相(54)新代表に選出された。野田氏は、30日にも衆参両院本会議で行われる首相指名選挙で第95代首相に指名される。
時事通信より
26/8 08:39 7月消費者物価、新基準でもプラス エネルギー値上がりで2年7カ月ぶり
総務省が26日発表した7月の全国消費者物価指数(2010年=100)は、値動きの大きい生鮮食品を除いた総合指数が99・8となり、前年同月比で0・1%上昇した。原油などの高止まりを背景に、ガソリンなどのエネルギー価格の値上がりが続いており、08年12月以来、2年7カ月ぶりのプラスとなった。
 エネルギー価格は6・1%上昇した。ガソリンが10・2%上昇。電気代も3・2%上昇した。増税により、たばこも38・3%上昇した。半面、薄型テレビは29・7%と大幅な下落が続いている。
産経新聞より
26/8 22:27 「評価、後世の人々に委ねたい」 菅首相、正式辞任表明
菅直人首相は26日、首相官邸で記者会見し、「本日をもって民主党代表を辞任し、新代表が選出された後に総理大臣の職を辞する」と述べ、辞任表明した。後継については「現在の復旧・復興、原発事故の収束をきちんとやり遂げることの出来る方になっていただきたい」と語った。
首相は昨年6月の政権発足からの約1年3カ月について「厳しい環境のもとでやるべきことはやった。一定の達成感を感じている」と強調。東日本大震災の対応などで批判があることを念頭に「私の在任期間中の活動を歴史がどう評価するかは、後世の人々の判断に委ねたい」と語った。
朝日新聞より
25/8 07:08 トヨタ、国内生産増へ 1日1万5千台、2年ぶり高水準
トヨタ自動車は、国内生産の1日あたりの生産台数を2012年3月に1万5千台まで引き上げる計画を固めた。実現すれば、3代目プリウスがヒットした09年12月以来の大台。「エコカー減税」のうち来年3月末で自動車取得税が、4月末で自動車重量税が相次いで終了するため、それまでに1台でも多くつくる。
1日あたりの国内生産台数は東日本大震災直後の今年4月は過去最低の2600台まで落ち込んだが、最近は1万2千台まで回復している。ただ、震災後の生産停滞で生じた大量の受注残は解消できていない。 このため、期間従業員を増やしたり、残業を増やしたりして生産ペースの引き上げを進める。
朝日新聞より
25/8 17:06 9~10月は気温高め 気象庁3カ月予報
気象庁は25日、9~11月の3カ月予報を発表した。気温は9月、10月が平年並みか高めで残暑が続く見通し。11月は平年並みの傾向という。
9月は、北日本(北海道、東北)と、東日本(関東甲信、北陸、東海)の日本海側が高気圧に覆われやすく、平年に比べ晴れの日が多い。気温も高めになるという。10月は、低気圧などの影響で東日本の太平洋側と、西日本(近畿、中国、四国、九州)、沖縄・奄美で曇りや雨の日が多くなる見込み。
朝日新聞より
日本語レベル・アップ

雨に関する日本語

先日、台風12号が日本を通過し各地に大雨をもたらしました。皆さんが住んでいる地域では雨の影響は大丈夫でしたか。自転車で通勤している実習生の皆さんも多いかと思います。台風の日には大雨や強い風に十分気をつけてくださいね。

日本は台風や雨が多い国ですので、雨に関する言葉が沢山あります。今回は雨に関する日本語を紹介します。

☆  雨の降り方の表現

雨についての表現はベトナム語と日本語ではそれぞれ違います。例えば、ベトナムではMUA (雨) NHO(小さい)という言い方をしますが、日本語では雨(MUA)が弱い(YEU)という言い方をします。同じよ  うに、MUA(雨)TO(大きい)=雨が強いになります。

ベトナムの言い方

日本の言い方

×大きい雨が降っています

 

○大雨が降っています。

○強い雨が降っています。

×小さい雨が降っています。

○小雨が降っています。

○弱い雨が降っています。

☆  雨が降る様子の表現

  • ・ぽつぽつ降る →少しずつ雨が降り始める様子。
  • ・ぱらぱら降る。 →少しだが連続的に降っている様子。
  • ・しとしと降る。 →雨が静かに降る様子。
  • ・ざあざあ降る。 →雨が激しく降る様子。

☆  よく使われる雨の名前

6月頃に長く降り続く雨のことをいいます。
あき
さめ
9月中旬から10月上旬にかけて降る長雨をいいます。
しゃ
 
激しく雨が降ることをいいます。
 
にわか
あめ
突然降ってきて、またすぐにやんでしまう雨のことをいいます。
 
スコール
熱帯地域独特の集中豪雨のことをいいます。にわか雨に近い雨です。
そのほか
きつね
 
よめ
 
日が出ているのに、ぱらぱらと雨が降っていることをいいます。
きりさめ
霧雨
霧のような雨のことです。
ごう
ものすごい量の雨が激しく降ることをいいます。
しぐれ
時雨
冬の初め、風が強くなると共にぱらぱらと雨が降ってはやみ、降ってはやみ、
を繰り返して数時間で通り過ぎていく雨のことをいいます。
とお
 
あめ
降ったらまたすぐにやんでしまう雨のことをいいます。
さめ
雹[ひょう]やあられのことをいいます。
ゆう
だち
夏の午後から夕方の短い間にかけて降る、土砂降りのことをいいます。
らい
文字通り、雷も一緒に発生する激しい雨のことをいいます。

ぜひ、雨が降ったら、「この雨って何雨?」と考えて、上記の語彙を使って表現をしてみてくださいね。

なぜ、日本語の勉強が必要ですか

皆さんは日本に来る前、目的を持って日本語の勉強を一生懸命していたと思います。日本での仕事や生活に慣れ、日本語も最低限分かるようになった今でも、きちんと目標を持って日本語の勉強を続けていますか。

簡単な日本語は分かるようになって困らないから、時間がないから、将来必要ないから、といろいろ理由をつけて勉強をしていない人がいるかもしれません。でも、もし皆さんの日本語がもっと上手になったら、もっと会社の人たちとよくコミュニケーションがとれるようになります。そうすると、仕事ではもっと重要な仕事を任されるかもしれません。会社以外でも日本人の友達ができるかも知れません。言葉が分かって日本人と意思の疎通ができると楽しくなります。日本人とたくさん話すことで、今まで知らなかったこと、分からなかったことが分かるようになります。 日本語がもっと話せたら、今よりできることがもっともっと増えるはずです。

どんなことでも自分で「これで十分だ」と思ってしまったら、それ以上の成長はできません。常に高い目標を持って日本語の勉強をしてください。たとえば、日本語能力試験を受験することは大きな目標になります。日本では日本語能力試験が7月と12月の年に2回実施されます。 日本に来て1年目の人はN4、2年目の人はN3、3年目の人はN2の合格を目指してくださいね!日本語能力試験に合格することは皆さんの勉強の成果を形に残すことになり、大きな自信につながりますよ。

今回は最後に、JITCOが「日本語習得の重要性」を実習生の皆さんにお伝えしていますので紹介します。

~日本語習得の重要性~

皆さんは、日本に来る前と来てすぐに集中的に日本語の勉強をしたことと思います。日本語の勉強が得意な人も苦手な人もいるでしょう。しかし、日本語の習得は皆さんにとって必要なものであり、重要なものです。日本語ができるとできないとでは日本での生活が全く違うものになるでしょう。それは何故でしょうか?

まず、会社で指導員の説明や指示がわからなければ、皆さんの来日目的である技能の修得ができません。作業を進めるためには、基本的な日本語の他に、それぞれの職種の専門用語も覚える必要があります。また、危険を知らせる言葉を聞いたり見たりして理解すること、安全に作業を進めるための言葉を覚えることも大事です。

それから、皆さんは毎日の生活の中で、買い物をしたり、病院に行ったり、電車やバスに乗ったり、飲食店、あるいは銀行や郵便局を利用することがあるでしょう。このような時に、日本語で簡単な会話ができたり看板や標識などが見てわかったりすると便利ですし、安心して過ごすことができます。

また、会社や地域の人たちと日本語でコミュニケー ションをとる時、相手の言うことが理解できなかったり、自分の言いたいことをうまく伝えられなかったりして、誤解が生じてトラブルになることもあります。 会社の上司、同僚、あるいは近所の人、お店の人など様々な人とスムーズにコミュニケーションが取れるようになると知識や行動範囲が広がり、生活がより充実したものになります。快適な実習生活をおくるために日本語習得の果たす役割は大きいのです。

日本語を上達させるためには・・・。

  • 日本語の勉強は、机に向かって教科書や辞書と格闘するだけではありません。例えば、会話上達への近道は、毎日たくさん日本語を話したり聞いたりすることです。話したくても話のきっかけがないという人は、日頃わからないと思っている言葉などについて質問してみるといいでしょう。日本の文化や習慣について尋ねるのもいいでしょう。日本語で話をしている時は理解できない言葉が出てくると思いますが、それについてもどんどん質問しましょう。「○○ってなんですか」と聞いてください。また日本人の話が早くてわからない時は「すみません、ゆっくり話してください」と頼みましょう。多くの日本人はきっとわかりやすく話すよう努めてくれると思います。
  • またテレビを見る、マンガを読む、歌を歌うなど自分の好きなことをするのもいいでしょう。この時、わからない言葉は辞書で調べるとか、日本人に聞くなどするといいでしょう。日記を書くのもいいですが、できればそれを日本人に見てもらいましょう。新しい言葉を知り、そして話をするきっかけにもなります。そのほか、近くにボランティアで日本語を教えてくれる「日本語教室」があれば通ってみるのもいいですし、インターネットが使える人は日本語学習のサイトを使って勉強するのもよいでしょう。自分の力を試したい人は、日本語能力試験を受験する、JITCOの作文コンクールに応募する、など目標を決めて挑戦してみてはどうでしょうか。目標の達成が、皆さんの自信につながり、母国に帰ってからのキャリアの形成に大きく寄与するかもしれません。
  • 言葉の学習は毎日続けることが大事です。「継続は力なり」この言葉を信じてがんばりましょう。

JITCO技能実習生の友 第106号2011年8月より抜粋

12月の試験は近づいています。組合に申し込み方法を確認して是非受験してくださいね!!!!

受験案内・願書:  1部500円で全国主要書店にて販売中

受験料:  5,500円(消費税を含む)

受付期間:  2011年8月26日(金)~9月30日(金)(消印有効)

試験日:  2011年12月4日(日)

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