【N2取得実習生】 チュオンさん:「日本はたくさん体験できる国です」

KAIZEN吉田スクールの学生のみなさん、こんにちは。僕はDN12クラスとESU103クラスの元学生、チュオンと申します。

僕は日本での実習を終えたところです。KAIZEN吉田スクールで勉強した時に、先生方から日本の生活・仕事・考えについてたくさん教えていただいたので、日本の仕事や生活に早く慣れました。心から感謝の気持ちでいっぱいです。

日本人は親切で仕事を真面目に取り組む。

僕が出会った日本人のみなさんは皆さん仕事には熱心に取り組んでおり、生活では人に優しくていろいろなことを楽しんでいます。週末や祝日には日本人の方と地方のお祭りや観光地などに出かけることも多かったです。時には自宅まで招待してもらったこともありました。

そのような方々が仕事モードになると別人のように厳しく細かくなり、仕事に関してはすべてのことを一生懸命教えてくださいました。はじめの頃はミスがたくさんありましたが、教えていただいたことで自分のミスがどのように会社に影響を与えるのかよく理解でき、成長できました。日本人の方々に本当に感謝しています。

日本語学習 途中であきらめないことが大事

日本に来たばかりのころ、色々なプレッシャーの中で、ストレスに飲み込まれそうでした。日本語の勉強と休みとのバランスをとるのが難しく、たくさん考えました。最初、健康が大事だと考え、日本に住んでいるので自然に日本語が上手になるだろうと思い、日本語の学習を一旦やめました。

しかし、思い通りにはいきませんでした。日本に来た半年後も私は日本語力が全然上がらず、勉強した単語や文法も段々忘れてしまいました。話したいことをなかなかうまく伝えられず、辛かったです。そういった苦い経験から日本語の大事さが分かるようになり、日本語の勉強を再び始めようとしました。もちろん色々な困難がありましたが、一番大変だったのは、分からない時に先生のように教えてくれる人がいなかったことです。ですので、たくさんの日本人と友達になり、コミュニケーションを取ったほうが良いと思います。

N2を取得するための自己流の勉強方法

日本語の中で、単語と漢字を中心に勉強しました。日本に来てから語彙と漢字の重要性が。そして、語彙と漢字をたくさん知っていると、読解や聴解も面白くなります。たくさんのアイテムで語彙と漢字を勉強しました。教科書、店の看板、工場の掲示板、本などです。私は日本語の本を読むのが好きです。語彙や漢字だけではなく、内容もとても面白いです。

文法や過去問などは試験日が近づくころに手を付けはじめます。アニメやドラマがあまり好きではないので、テレビの天気予報など、短くて聞きやすい会話などだけで練習しました。私にとって、好きなものなら、何でもいいです。好きなものなら長く続けられるので、長い目で見ると効果があります。

日本語の勉強は一日二日で上手になれるものではありません。ですので、難しいと感じても途中であきらめず、粘り強く頑張っていく事は何よりも大事です。

日本で過ごした3年間はたくさんの体験ができた3年間です。新しい人間関係、新しい知恵、経験を数多く得た3年間です。そして、何よりも、日本語が取得できました。「新しい言語が分かると新しい人生が味わえる」という名言の通りです。

あなたも日本語を勉強し、日本でたくさん友達を作り、面白い体験をしてくださいね。

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