技能検定試験

技能実習制度で来日した実習生は、技能検定試験を受けて合格しなければ2年目の実習に移れないことを知っていますか。

 技能実習生は、技能実習1号終了時(1年目)に移行対象職種・作業について技能検定基礎2級等に合格しなければ、在留資格変更許可を受け技能実習2号へ(2年目・3年目)へ移行することができません。

 試験は「学科試験」と「実技試験」からなります。 実技試験は、実習中に行っている作業と同じため、真面目に実習に取り組んでいれば、ほとんど合格できます。

 学科試験は、問われる知識は基礎的な内容ですが、問題は日本語で書かれていますので、日本語の読み書きが 一定のレベルに達していないと合格できません

☆技能検定はどんな検定ですか。

技能検定は、「働く人々の有する技能を一定基準により検定し、国として証明する国家検定制度」です。技能検定は、技能に対する社会一般の評価を高め、働く人々の技能と地位の向上を図ることを目的として、職業能力開発促進法に基づき実施されています。
技能検定は昭和34年に実施されて以来、年々内容の充実を図り、現在122職種について実施されています。技能検定の合格者は平成22年度までに347万人を超え、確かな技能の証として各職場において高く評価されています。

☆一般の技能検定と実習生が受ける検定試験は違いますか。

項目 一般 実習生
実施機関 各都道府県の職能力開発協会が実施します。
試験内容

実技試験と学科試験

                                                                  ※学科試験は日本語でひらがな表記ある問題

検定の等級 特級、1級、2級、3級 基礎2級
合格基準

実技試験60点以上

学科試験65点以上

技能試験60点以上

学科試験60点以上
実施期間 年間の計画 随時(入国10ヶ月目ごろ)

※JITCOHP、中央職業能力開発協会HPの参考

http://www.jitco.or.jp/

http://www.javada.or.jp/jigyou/gino/giken.html

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