日記プロジェクト 第18 回

18号:社長にほめられた

日記プロジェクト18号は誰かが自分に対して何かをした結果、何らかの影響を受けたことを受身形「られた」として日記に記す場合の表現を説明します

例:

1.土曜日の夜、知らない男に追いかけられた。

Tối thứ 7, tôi bị người đàn ông lạ đuổi theo.

2. 電車を降りる時、背中を押された.

Khi lên xe điện, tôi bị đẩy vào lưng.

3. 課長にほめられて、嬉しかった。

Tôi được trưởng phòng khen, tôi rất vui.

【説明】

本課では「自分(わたし)」と「相手」の間で、「相手」がわたしに対した動作を、受身文として日記に記す場合の表現を説明します。

例文1を、動作をした男を中心に書くと「知らない男がわたしを追いかけた」となり、「追いかけ」で

出来事が終わっています。これでは、わたしが走って逃げたり、助けを求めたり、恐怖に震えた様子をまったく表すことができません。このとき、動詞を受身形にして、動作をした男を「に」で表した例文1「知らない男に追いかけられた」にすると、視点がわたしの方に移り、追ってくる男から怖くなって逃げようとするわたしの姿を暗に示すこともできるのです。

つまり、受身文を使うと、「誰かがわたしに何かをした」という単純な出来事の記録ではなく、それによってわたしがどうなったか、どう感じたかも記すことができます。例文2「背中を抑された」と書くと、そのことでわたしが何らかの影響(足がもつれたとか、不快な気持ちになるなど)を受けたというニュアンスを表せるわけです。

例文2のように、相手の動作が及ぶ対象が、わたしの体の一部(背中)だったり、持ち物(財布)の場合は注意が必要です。受身文では、「わたしの背中が押された」「わたしの財布がとられた」とはせず、「背中を押された」「財布をとられた」と書くのが普通です。次ページの「表現を広げよう」を参考にしてみてください。

例文3の「ほめられた」は受身形をて形にして、わたしがある行為を受けたこと(理由)で、「嬉しかった」という気持ちになったこと(結果)を表していま(第10課参照)

【表現を広げよう

財布をとられた

Tôi bị lấy mất ví

かばんを盗まれた

Tôi bị lấy trộm mất cặp sách

友達にだまされた

Tôi bị bạn lừa.

社長に怒られた

Tôi bị giám đốc tức giận.

みんなに笑われた

Tôi bị mọi người cười.

同僚になぐられた

Tôi bị đồng nghiệp đánh

同僚に冗談を言われた

Tôi bị đồng nghiệp đùa cợt.

友達に励まされた

Tôi được bạn bè động viên.

結婚式に招かれた

Tôi được mời đến dự đám cưới.

母にメールを見られた

Tôi bị mẹ xem tin nhắn.

お祖母さんに叱られた。

Tôi bị bà mắng.

おじさんに育てられた

Tôi được bác họ nuôi.

日記の例文

最近、仕事がよくできるし、日本語も一生懸命勉強しているので、社長にほめられて、嬉しかった!

Gần đây, vì tôi vừa làm được việc, lại còn chịu khó học tiếng Nhật nên đã được giám đốc khen. Tôi vui lắm!

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